グローバル体験 学生メッセージ 2019年度

山口 彩香(グローバル文化学科 3年)

[研修型GSコース] カンタベリー大学付属英語学校:英語(ニュージーランド)、映像アーカイブ活動プログラム:神戸映画資料館(神戸)

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海外研修ではニュージーランドに一か月の語学研修に行きました。研修先の授業では、これまでの学び より多くの自主性と発言力が求められ、その新鮮な授業を楽しみつつも、言いたいことがうまく伝えられ ないもどかしさに悔しい思いもしました。国内研修は神戸映画資料館で行わせていただき、文化イベントの運営に必要なことや、将来のために映画の資料を残していく大切さを学びました。この二つの研修を通して、私は自分の学びたいことを深く考えるようになりました。語学力を上げるという目標ができ、映画を含むエンターテイメント界にかかわる仕事につけるよう進みたいと考えるようになりました。ターニングポイントとなった研修で過ごした時間と、出会えたすべての人に感謝しています。

岩永 ゆき(発達コミュニティ学科 3年)

[実践型GSコース] ワークキャンプ:多文化共生(フィンランド)

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私はコミュニティや、社会教育、マイノリティの人たちの支援について興味があり発達コミュニティ学科に入学しました。GSPでは、難民や障害者等様々なニーズをもった人を受け入れているIKKOというフィンランドの非宗教学校のワークキャンプに参加し、そこにいる方々と一緒に生活をしました。初めは彼らに話 しかけるのをためらい、私自身の偏見についても考えました。しかし実際に、マイノリティの人たちとそれ を支える方が「家族のように暮らす」現場に立ち会い、共に過ごすうちに、互いに言語を教えあったりするようになるなどとても打ち解けた時間を過ごすことができました。この経験から、日本の社会福祉・教育に関するコミュニティの課題等について考えていきたいと思っています。

佐藤 秋周(環境共生学科 3年)

[実践型GSコース] アジア・フィールドワーク(インドネシア、リアウ・コース)

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私は自然や環境問題に関心があります。そのため私は、授業やGSPで自然環境や国際的な問題について学ぶことができる環境共生学科に入学しました。私はGSPでインドネシアに行き、日本でも有名な森林伐採のような問題の他にも、開発やごみ処理などの環境問題が多く存在していることを人々との交流を通じて学びました。私はこの体験を通して、環境問題を考える上では実際に現地で何が問題視されているのかを知ることが重要であると実感しました。私は将来環境保全に携わりたいと考えています。そのため今後も大学で環境問題について学ぶだけでなく、各地で実際に何が問題視されどのような対策が行われているのか知るために積極的に行動し、環境問題について考えていきたいと考えています。

髙嶋 真夕子(子ども教育学科 3年)

[研修型GSコース] ハワイ小学校訪問プログラム(HOKU)(米国)

私は、幼稚園の先生になりたくて国際人間科学部に入学しました。子ども教育学科では、長期的な成長を見通した教育を学ぶため、小学校教員になるための勉強もしており、GSPでは小学校の児童の異文化交流をサポートするハワイのプログラムに参加しました。子どもたちを見守りながら一緒に交流に参加したり、学生同士でハワイの教育を日本に取り入れるメリット・デメリットについて議論したという、貴重な経験ができました。行く前には不安もありましたが、多くの人に支えてもらい、また子どもたちの頑張る姿や見違えるような成長に何度も励まされました。今後は長期的な視点をもった教育について知識を深めながら、どのような経験で子どもたちが何を学び得るかを考えたいと思います。

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