発達コミュニティ学科国際交流シンポジウム「Casa Verdiに見る人生の円熟とは」を開催しました

2018年9月5日に、神戸大学鶴甲第2キャンパスC棟C111ホールにて、発達コミュニティ学科国際交流シンポジウム ~Casa Verdiに見る人生の円熟とは~ を開催いたしました。Casa Verdi「音楽家のための憩いの家」とは、作曲家ヴェルディが私財を投じ、音楽家のためにミラノに建設した養老院です。このシンポジウムは、本年2月、坂東肇教授(国際人間科学部発達コミュニティ学科)がCasa Verdiを訪問し、海外研修受入れ先開拓の一環として、学生の受け入れを打診したことに端を発しています。その結果、本年8月に、Casa Verdi在住の元ミラノ音楽院教授Raimondo Campisi氏によるピアノのマスタークラスが神戸大学生のために開講されることになり、坂東教授は、発達科学部及び人間発達環境学研究科のゼミ生を引率してマスタークラスに参加。居住者とも交流を深め、家族同様に受け入れられるほどの親密な関係を築いて来ました。そこで、本シンポジウムでは、Casa Verdi職員のFerdinando Mario Dani氏を基調講演者にお招きして、この世界唯一の養老院の歴史と現状について伺い、高齢期の音楽家特有の「人生と芸術の円熟」や「豊かな喜びに満ちた生き方」を学びました。又、パネルディスカッションでは、基調講演の内容に照らして、我が国最高齢の現役ピアニスト室井摩耶子氏をはじめとする円熟の各パネリストが人生と音楽についての体験的な見解を述べ、どのような人生を紡いできた人にも通じる興味深い話題に、フロアに参集された方々と共に活発な議論がなされました。そして最後に、今夏のマスタークラス受講の成果として、発達科学部人間表現学科4回生の立山龍之介さんと大学院表現系講座研究生の今村佳奈さんが演奏を披露。65名の参加者で満員となった会場を沸かせました。

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