2021年度 神戸大学国際人間科学部の授業実施方針について

2021年度(令和3年度)の授業実施について、神戸大学では「対面による授業を中心に開講する」という方針を立てました。国際人間科学部が開講する授業科目についても、大学の基本方針に沿って、新型コロナウイルスの感染状況を考慮しつつ、皆さんの学修機会の確保と感染防止との両立を図るために、以下のとおり実施します。

1.授業実施方法の方針

  • (1) 大学の基本方針に基づき、「対面による授業」を中心に実施します。ただし、新型コロナウイルスの感染拡大防止という目的に照らし、対面授業の実施が困難と判断される場合は遠隔授業を実施します。
  • (2) 対面授業が困難な場合は、リアルタイム型遠隔授業、オンデマンド型遠隔授業、対面・遠隔を併用したハイブリッド型授業、遠隔・対面を切り替えるブレンド型授業等の中から、適切な形態を選んで授業を実施します。
  • (3) 遠隔授業を実施する場合でも、定期試験では、対面による試験を実施する場合がありますので、注意してください。

2.アクセスポイント

本学部が開講する授業科目については、すべての科目に可能なかぎり教室を割り当てます。したがって、受講する予定の授業科目が遠隔授業の場合、割り当てられた教室をアクセスポイントとして利用できます。そのほか、空き教室を、アクセスポイントとして皆さんに開放する予定です。ただし、教室によっては電源の数が限られていますので、PCに充電可能なモバイルバッテリーを用意してください。

3.留意事項

  • (1) 教室は、授業科目の受講者数が教室の収容定員の3分の2程度までに収まるように割り当てる予定です。教室の中では、授業中の私語を慎むのはもちろん、学生相互間で十分な距離を保つよう心がけてください。
  • (2) 対面授業に出席するにあたっては、マスクの着用、手洗いの励行、手指の消毒を徹底するほか、教室の換気を心がけてください。発熱、咳などによる体調不良の場合は、授業等に出席しないでください。
  • (3) 対面授業においては、基礎疾患等を有する場合や高齢の同居家族がいる場合など対面授業の実施に不安を有する学生や、海外に滞在する外国人留学生等に配慮することとします。特別の配慮を要する場合は、個別に担当教員に申し出てください。
  • (4) 各授業科目の実施方法はシラバスに記載されますが、感染状況等に伴い実施方法が変更されることがあります。その場合はBEEFによって受講生に連絡しますので、注意してください。
  • (5) リアルタイム型の遠隔授業を、キャンパス内のアクセスポイントから受講する場合は、マイクを切るなどして他の受講生との間でハウリングが起きないように留意してください。
  • (6) 2021年度(令和3年度)の「後期」の授業実施方法については、感染状況、前期の授業の実施方法等を踏まえ、改定することがあります。

4.科目区分別の授業実施方法について

  • (1) 実施方法:各授業科目においてシラバスやBEEFでこれと異なるアナウンスがないかぎり、下記の方法により開講することとします。
    • A. 演習科目:感染対策を講じた上で、対面授業を行います。
    • B. 講義科目:感染対策を講じた上で、対面授業を行います。ただし、鶴甲第1キャンパスにおいては大講義室が不足しているため、遠隔授業を行います。
    • C. 外国語科目:多くの学生が一斉に発話をすることを考慮して、遠隔授業を行います。
    • D. 実験・実習科目 感染対策を講じた上で、対面授業を行います。
  • (2) 鶴甲第1キャンパスでの学部共通科目の「講義科目」について
    上述したように、各授業科目の実施方法は、シラバス及びBEEFを通じて皆さんに周知します。ただし、鶴甲第1キャンパスで開講される「講義科目」のうち、学部共通基礎科目及び学部共通発展科目については、対面授業が実施される場合も、1回目、2回目の授業はすべて遠隔で実施します。
    履修登録期間が終了し受講生数が確定したのち、収容可能な教室が確保できた場合に、3回目から対面授業を実施することとしますので、BEEFでの通知に注意してください。