GSP留学型(中期)西オーストラリア大学の最終報告会を実施しました

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2023年5月17日と19日にGSP留学型(中期)西オーストラリア大学:英語研修の最終報告会が開催されました。

本プログラムでは、2022年10月~12月に事前学修を行い、現地事情について学び、フィールド学修の準備をしました。その一環として、2022年12月9日、西オーストラリア州政府代表部とStudy Perthからゲストスピーカーをお招きし、西オーストラリア州と兵庫県の交流の歴史と現在、パースでの留学生活についてお話いただきました。そして、2023年2月10日から4月2日まで、西オーストラリア大学Center for English Language Teaching (CELT)にてLanguage and Communication Essentials (LCE)の授業を受講しました。ホストファミリーやUWAのJapanese Studies Society (JSS)の学生たちとの交流や西オーストラリアの自然を楽しみながら、オーストラリアの文化や社会、多文化共生について学びました。滞在中は各自が取り組むグローバルイシューに関してフィールド学修を行い、最終報告会でその成果を発表しました。

体験談

今回のフィールド学修では、オーストラリアで生まれた人、長い間オーストラリアで暮らす人、他の国からオーストラリアに移り住んできた人、アボリジニの人、日本にルーツを持つ人など様々な人と交流をもつことができました。留学先で出会った人々との交流を通して、オーストラリアの社会では様々な価値観の違いを持つ人が暮らしており、その違いを当たり前に受け入れながら生活している人が多く、日本の現状とは少し違うということに気づきました。これらの体験を通じて、もっと価値観の違いを持つ人々を受け入れ、もっと交流していく必要性があることを学びました。また、西オーストラリア大学のJapanese Studies Society (JSS)に参加し、様々な学生と出会い、日本や日本語についてなどの色々な質問や会話を通じて、多くの交流をもつことができました。JSSの学生が日本の文化を学び、理解しようとする姿を見て、うれしく感じると同時に、自分自身も他の国の文化をもっと知り、積極的に自分とは異なる文化の人と交流を図っていこうと思いました。今後は、オーストラリアだけでなく、他の国での現状や日本との違いも学び、外国と日本の文化の比較し、相互理解を深め、文化や価値観などの違いから生じる問題を解決するためにできることを考え、すべての人が暮らしやすい街づくりに貢献できればと思います。

五島あすか(グローバル文化学科 2年)