GSP留学型(中期)高麗大学校:インターナショナル・サマー・キャンパスの最終報告会を開催しました

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2022年9月1日(木)、GSP留学型(中期)高麗大学校:インターナショナル・サマー・キャンパスの最終報告会を開催しました。

本プログラムに参加した学生は、高麗大学校が主催するインターナショナル・サマー・キャンパス(KUISC、2022年6月下旬〜8月初旬)の授業を受講し、各々のグローバルイシューについてフィールド学修を行いました。今年度は対面とオンラインの2つのコースがあり、それぞれ2名ずつ、合計4名の学生が参加しました。対面コースに参加した学生は、高麗大学校の学生寮に滞在し、世界各国から集まる留学生や現地の学生と共に学び、キャンパス内外でインタビューやアンケート調査、観察などのフィールド学修を行いました。クラスメイトやルームメイトとの交流や、ソウル市内での留学生活を楽しんだ様子がうかがえました。また、オンラインコースに参加した学生は、日本でオンライン授業を受けながら、海外の方にオンラインでインタビューをし、国内外の学生を対象としたアンケート調査を行いました。そして、GSPオフィスが主催する講演会やワークショップを通して、さまざまな国や地域出身の方々とディスカッションをし、グローバルイシューに関する考察を深めました。

最終報告会では、留学体験とフィールド学修の成果を発表し、質疑応答や意見交換を行いました。

発表者とグローバルイシュー
  • 田尻実桜(発達コミュニティ学科 2年):化粧行動と幸福感
  • 長濱永実(環境共生学科 2年):方言の使用
他2名。

篠原華子(国際人間科学部 助教)

参加学生の体験談

私はGSP留学型(中期)高麗大学校:インターナショナル・サマー・キャンパスに参加し、Intermediate Korean I-Cという授業をオンラインで受講しました。また、フィールド学修では、方言意識や方言教育等をアンケートとインタビューで調査しました。

オンラインで行ったフィールド学修で印象に残っているのは、KU ISCの授業の先生に行ったインタビューです。事前に聞きたいことを整理して、韓国語でもインタビューの内容をしっかり準備したため、計画通りにできたと思いました。また、ワークショップでは他の参加者がとても積極的に自分の意見を述べる場面が多々ありました。全く予想していなかった意見や返答もあり、参加者とのディスカッションを通して、方言について考えを深めることができました。アンケート調査の結果も含めて、今回のフィールド学修では、国や地域によって方言意識に違いがあるということを知ることができたので、この違いがなぜ生まれているのかさらに考えていきたいです。

長濱永実(環境共生学科 2年)