子ども教育学科国際シンポジウム :子どもの参加の権利保障を展望するもの参加の権利保障を展望する ―現代におけるオラシーの理論と教育実践ー

近年、子どもの権利条約にのっとり、その権利擁護を行うことがこども基本法にも明記されるなど、政策に一定の前進がみられます。子どもは常に自身の人生の主人公であり、様々な方法で自分の思いを発しています。子どもを一人の市民として尊重し、参加の権利を保障すべく、子ども・若者に対する意見表明の機会(こども若者★いけんぷらす等)を広げることも進められています。
しかし、機会があれば意見を表明できるわけではありません。子どもが自らの思いを表現するときには、自分の思いを発することができる経験の積み重ねや、「言っても大丈夫」と思えるような仲間や教師や大人がいることが必要になります。
本企画では、こうした問題意識のもと、英国で近年注目を集めているオラシー(Oracy)の理論と教育実践に注目します。オラシーとは、聴くこと・話すことを通じて育つ力全般を指し、参加の権利を実質的に保障し、より包摂的で公正な社会を築くために重要なものと指摘されています。
英国でオラシーの研究を牽引してきたオラシー・ケンブリッジ代表のニール・マーサー氏を神戸大学にお招きし、指定討論をふまえ、参加者のみなさまと議論を深めます。オラシーの射程から日本の子どもの権利保障の到達点や課題について明らかにし、今後を展望する貴重な機会です。ふるってご参加ください。

話題提供

ニール・マーサー(Neil Mercer)氏 (University of Cambridge)

指定討論

南浦涼介氏(広島大学)、友永達也氏(神戸大学附属小学校)

司会

藤井啓之氏(日本福祉大学)、川地亜弥子(神戸大学)

協力

矢野英子氏(大分大学)

対象

どなたでもご参加頂けます。
特に、学部生、大学院生の参加を歓迎します。

日時

2026年10月3日(土)16:15~18:45

場所

鶴甲第2キャンパス大会議室 B棟2階 B202室

備考

本企画への参加は無料です。
本企画は、日本教育方法学会第62回大会公開シンポジウムとしても開催されます。

事前申込

  • 神戸大学関係者(教職員、学生、院生等)は事前申し込み不要です。(当日受け付けます。)
  • 神戸大学関係者以外の方も当日参加可能ですが、できる限り、日本教育方法学会ウェブサイトの大会ページから事前にお申し込みください。

お問い合わせ先

神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教育方法学研究室(国際人間科学部 子ども教育学科)川地亜弥子
Mail: kawaji [at] port [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp (kawaji[at]port[dot]kobe-u[dot]ac[dot]jp)

主催

国際人間科学部子ども教育学科,神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2026

共催

日本教育方法学会

協力

神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教育系教育研究分野