GSP留学型(中期)ブリティッシュ・コロンビア大学の最終報告会を開催しました

写真

2023年4月21日(金)、GSP留学型(中期)ブリティッシュ・コロンビア大学:グローバルシティズンシップと英語研修の最終報告会が開催されました。

本プログラムに参加した学生は、2022年10月~12月の事前学修で現地事情について学び、フィールド学修の準備を行いました。その後、2023年2月中旬~3月中旬の4週間、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学English Learning Instituteにて、Global Citizenship Through Englishプログラムを受講しました。毎週異なるテーマでクラスメイトとプロジェクト課題に取り組むことにより、英語力の向上だけでなく、カナダの社会や文化に関する理解を深めました。滞在期間中は各自が取り組むグローバルイシューについて、授業の担当教員やカルチュラルアシスタント、ホストファミリーに話を聞き、カナダ・バンクーバーの取り組みを自分の目で確認しながら、フィールド学修に取り組みました。

参加学生の体験談

私は今回のプログラムに参加するまで海外で「生活」をするという経験がなく、渡航前はかなり緊張していました。しかし、いざカナダで暮らし始めてみるとほとんどのことは日本と変わりなく、ただ少し景色が違うだけ、聞こえてくる言語が違うだけだということに気づき、安心していろいろなことに挑戦できるようになりました。その上で、日本とカナダの最大の違いはやはりそこで暮らす人々の多様性にあると思います。バンクーバーでは多数派がわからないほど、みんな浮くことなくごく自然に混じり合っていました。

また、プログラムに参加して得た一番の学びは、異なるバックグラウンドを持つ人と話すことは十分に異文化理解のきっかけになる、ということです。今後は多文化共生社会を推進するまちづくりについて研究したいと考えているため、この経験を活かして人々の交流の場となる空間の創出や、その場に人を集め、居心地よく感じさせる構造について学びたいです。

西前朱里(環境共生学科 3年)