GSP留学型(中期)ウィニペグ大学プログラムの最終報告会を開催しました

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2023年1月24日(火)、GSP留学型(中期)ウィニペグ大学:英語と社会・文化研修の最終報告会が開催され、本学部の学生・教職員を中心に18名が出席しました。

本プログラムに参加した学生は、2022年4月~6月の事前学修でフィールド学修の準備をした後、9月~12月中旬の約15週間、カナダ・ウィニペグ大学附属語学学校の授業を受講し、現地でフィールド学修を行いました。今年度はグローバル文化学科から3名の学生が参加し、先住民族と多文化共生、国際関係、ジェンダーをテーマにフィールド学修に取り組みました。そして、2023年1月24日の最終報告会では、留学体験とフィールド学修のまとめを発表しました。各学生の発表から、キャンパス内外での学習や活動、ホストファミリーとの交流、現地学生とのディスカッションを通して、英語の四技能の向上と各テーマに関する理解を深めた様子がうかがえました。

参加学生の体験談

カナダのマニトバ州の州都であるウィニペグは、カナダの中でも中規模の都市です。トロントやバンクーバーのような大きな都市ではないのですが、ウィニペグは多様性にあふれており、さまざまなバックグラウンドを持つ人々と出会い、カルチャーショックを受けました。多様性の点において日本と大きなギャップがあることに気づき、両国の多様性のあり方について理解が深まりました。

フィールド学修では、ジェンダーに関するアンコンシャスバイアスについて取り組みました。大学生や社会人、ホストファミリーなどさまざまな年齢層の人との会話を通して、誰もがジェンダーという話題に興味と意見を持っていることに気づきました。この点において日本との違いを感じ、ジェンダーに関して(あるいはそれ以外の話題も含め)意見を交換する面白さを学びました。また、カナダのジェンダーギャップは日本と比べて小さく、アンコンシャスバイアスも少ないと感じましたが、話をうかがったマニトバの方々からは、まだ改善の余地があるという意見を聞きました。ウィニペグで学んだことを発展させ、卒業論文に活かしていきたいと考えています。

市川眞湖 (グローバル文化学科 3年)