カンボジア国立経営大学NUMとの学生合同プログラム実施

写真

2023年2月12日から20日にかけて、本学部の環境共生学科とグローバル文化学科の学生12名がカンボジア・プノンペンの国立経営大学NUMを訪問し、NUM学生12名と「教育問題」「廃棄物処理」に関する共同調査プログラムを実施しました。国際開発を専攻する社会共生プログラム学生らがオーガナイザーをつとめました。プノンペン訪問前数か月をかけてNUM学生と何度かのオンライン会議や情報交換をしながら、テーマ設定と内容に関する議論を重ねました。現地では神戸大学とNUMの学生が共同で小学校訪問や、街角でのアンケート調査を実施すなど活発な調査活動を展開しました。またプログラム期間中には「世界銀行」IBRDや「カンボジア開発研究所」CDRI、「カンボジア・コミュニティ開発協会」SOFDEC等の研究者や、Eco-Brickリサイクル工場経営者から貴重なお話をうかがう機会もありました。最終日にNUMの先生方を前に問題解決を提示する報告会を行い充実したプログラムとなりました。

過去に神戸大学で留学生として学び、現在プノンペンで大学教員、国際機関研究員として活躍するカンボジアの方々にも大変お世話になりました。神戸大学留学生OBの活躍をうれしく思うと同時に、参加学生らは大いに刺激を受けていました。