大学での学びや研究は、文献を読み解き理論を構築するだけでは完結しません。「音楽」という行為が、いかに社会や文化と結びつき、独自のルールのなかで即興として立ち現れるのか。このコンサートは、その問いの答えを、現場の生音と空間のなかでも検証する試みでもあります。
今回開催するサントゥール公演は、私がこれまで研究者として追究してきたペルシア音楽の世界観を、今度は演奏家として言葉(解説)を一切介さず、「音の振動」と「空間の緊張感」のみで提示する実践の場です。
発達コミュニティ学科ミュージックコミュニケーションプログラムでの学びに興味を持つ受験生の皆さん、そして日々探求を続ける在学生の皆さんには、講義室やテキストだけではなく、音楽の波に全身で没入する経験を通じ、新たな視座を持ち帰っていただければ幸いです。春の神戸でお待ちしております。
日時
2026年4月5日(日)14:00 開演(13:30開場)
会場
海外移住と文化の交流センター5階ホール KOBE STUDIO Y3
神戸市中央区山本通3-19-8
JR 阪神元町駅より徒歩15分演奏者
谷正人(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 人間発達専攻 教授)
サントゥール奏者・イラン音楽研究者
ゲスト
蔡怜雄(さいれお トンバク)
多国籍なルーツ。幼少期より民族楽器や古代文明に興味を抱く。バークリー音楽大学在学時にトンバクとダフに出逢い、各地で演奏活動。BBCPersian、NHKなど各種メディアに出演。ジャンルを超越した創作音楽にも取り組む。
| 添付 | サイズ |
|---|---|
| 2026iranmusic_fin.pdf | 3.66 MB |