グローバル体験 学生メッセージ 2018年度

橋本 和奈(グローバル文化学科 2年)

オーストラリア ELSユニバーサル・イングリッシュ・カレッジ(語学研修)

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メディアや表象文化、ジェンダーについて国際的な視点から学びたくてこの学科を選びました。研修では同性婚の可否を巡る国民投票の最中だったオーストラリアで、多様性の象徴である虹色の旗がvote YESを掲げる上空に飛行機雲がvote NOと描く様を目にしました。帰国後に同性婚が認められましたが、日本での報道は殆ど無く、その温度差に愕然としました。多様性に理解を求める声が広がる中、世界ではLGBTQを含むマイノリティーを奇異な存在としてではなく身近な存在として描く動きが広がっています。メディアにおける表象が大衆の抱くイメージに影響を与えることもあります。私は今後の大学生活で、メディアを通じてジェンダーやLGBTQを取り巻く問題を解決しようとする取り組みについて研究したいと考えています。

野村 颯汰(発達コミュニティ学科 2年)

QQイングリッシュ 語学研修(フィリピン)

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私は1年生の夏に本学部のGSPの制度を通じてフィリピンのセブ島で行われた語学研修に行き、平日は英語の勉強を、休日には現地のストリートチルドレンの子供達と交流するというボランティア活動に参加しました。そこで英語でコミュニケーションをとる本当の楽しさに気付き、また貧しい状況に置かれている子供達を救いたいという強い気持ちが芽生えました。私が発達コミュニティ学科を目指した動機は、大学入学までずっとサッカーを続けてきた為、スポーツに興味を持ちスポーツについて学びたいという漠然としたものでした。しかし,このプログラムを通じて将来は国際機関で英語を使いながらスポーツを通じた貧困支援に関わる仕事をしたいと思うようになりました。

加治屋 慎太郎(環境共生学科 2年)

ウェスタン大学 英語研修(カナダ)

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僕は、人に関係する環境に広く興味があり、多分野から環境について学ぶことができる環境共生学科に入学しました。 入学時から英語圏へ留学を考えており、GSPオフィスとも相談しながら、環境や、自分の関心のある分野を考慮して、カナダ オンタリオ州でのプログラムへの参加を選択しました。カナダへの留学中、特に印象的だったのは、街に緑が多く,それがとても美しい、と感じられたことでした。1年次に受けた植物に関わる分野の授業が興味深かったこともあって、この留学で気づいた街と緑の関係について、より深く考えてみたいと思うようになりました。今後はこれまで持っていた環境に対する広い興味にこのテーマを加え、専門的に学んでいこうと思っています。

森田 麻友(子ども教育学科 2年)

米国 カリフォルニア大学デービス校教育学部(英語と心理学)(米国)

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私は小学校の教員になることを目指していて、国際人間科学部で、より多角的に教育について学びたいと考え、本学部の子ども教育学科を志望しました。GSPではアメリカでのプログラムに参加し、心理学について英語で学んだり、研究施設で子どもたちの実験を見せていただいたりしました。初めての海外はとても不安でしたが、友人や現地の先生に助けられました。日本ではなかなか得られない体験をし、参加して良かったと感じています。GSPで心理学という分野を学び、教育には教育以外の視点を持つ事も大切だと実感しました。今後は子どもの心理や発達についての興味を更に深めると共に、子どもの支援にはどのような関わり方があるのか、考えてみたいと思っています。