教員情報(岸本 吉弘)

氏名・職名 岸本 吉弘(きしもと よしひろ,Yoshihiro Kishimoto)教授
メールアドレス yoshiki [at] kobe-u [dot] ac [dot] jp
学位 修士 (造形)(武蔵野美術大学)
研究分野 絵画の創作と研究
研究テーマ 近代以降の絵画表現を視覚造形的な視点より分析し、それらに関係対称化される「日本」という存在を見つめています。
[学部] 担当 国際人間科学部 » 発達コミュニティ学科 » アートコミュニケーションプログラム
[大学院] 担当 人間発達環境学研究科
研究者情報 神戸大学研究者紹介(KUID)
教員サイト
研究紹介

自身に向き合い-表現するダイナミズムを自分のものに

「ひとつぶの砂にも世界を、いちりんの野の花にも天国を見、きみのたなごころに無限を、そしてひとときのうちに永遠をとらえる。」これは偉大なる詩人であり画家・銅板画家であるウィリアム=ブレイク(イギリス)の詩です。

時間的に永遠、空間的に無限、そうした「普遍的」な価値を描きあらわすことを、古今東西の芸術家(画家)たちは求めてきたのかも知れません。しかしそうした価値であり可能性というのは特別な才能などではなく、実は誰にでも備わっているものなのです。

人間である限り「無限の宇宙(可能性)」が胸中にあります。その各々の宝庫の引出しを「絵画」表現を通じて開いていってもらいたいのです。私はそうした実践をあくまでも重要視し、皆さんには創作活動を「経験」してもらいます。それらは決して楽なことではありません、しかしその「経験」こそが骨肉となり、何にも替え難いあなただけの「人生の価値」となることでしょう。

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