留学生メッセージ 2018年度

Liang Yun-Hsuan(梁 芸瑄)(出身校:台湾 国立政治大学)

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私は子供の頃からアニメや映画を通して日本文化に触れ、関心を持ってきました。また大学の授業で『こころ』や『人間失格』などの作品を読み、日本文学と中国文学では同じように人や道徳に関する内容を扱っていても、その視点が違うことに興味を持つようになりました。台湾は移民社会であり、様々な文化交流があります。私は異文化の交流が物の見方を広げると信じていて、文化研究に興味を持ち、この国際人間科学部を希望しました。日本文化の中には、漢字から生まれた仮名や、華語世界にも輸出された和製漢語など漢文化との交流の中から生まれたものが多くあります。日本は、文化を大事にしつつ文化交流後も新しいものを生み、また文化宣伝が得意だと感じます。ここで様々な文化に対する深い視点を学び、将来は日本が持つ文化を大切にする精神を自分の国に伝えたいと思っています。

Andres Cubero Sanchez(アンドレス クベロ サンチェス)(出身校:スペイン バルセロナ自治大学)

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私はスペインのバルセロナで3年間日本語を学んでおり、日本語をもっと勉強したいと思い、日本を留学先に選びました。神戸大学を選んだ理由は、神戸が海と山の町であり、故郷のバルセロナに似ていることが魅力的だったからです。留学生生活はにぎやかです。多くの留学生がいるので、新たな文化を習って、新しい経験を聞いて、異文化に触れる機会を楽しんでいます。日本人の友達も多くできました。留学生生活は難しいところもあります。日本語はまだ上手く話せず、授業は忙しい中でも、新しい生活に慣れなければなりません。一方で、留学生生活は特別なので、存分に楽しみたいと考えています。神戸大学は、留学に向いた大学だと思います。多くの人と大切な思い出ができ、いい友達ができて、神戸大学での留学は強く心の中に残ると思います。神戸大学、神戸、どうもありがとうございます。