グローバル文化学科 学生メッセージ 2024年度

上村 愛(グローバル文化学科異文化コミュニケーション系プログラム4年)

自分の常識を疑い思考する人類学の面白さ

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私が学んでいる文化人類学は、文化を通じて他者と自己の差異に気付き、それを拒絶せず相手の立場で考えることで、自らの「あたりまえ」を問いただし人間の普遍的部分を探る学問です。ゼミでは、医療や家族観など生活に直結する身近な関心を掘り下げて考えると同時に、より大きな視点から捉え直し、ものごとを多面的に考える力が身に付きます。この学びから、物怖じせず多様な文化に接し価値観を認めた上で、一歩引いて俯瞰的な視点を持ち新たな企画や提案ができる人材となりたいです。

(国際人間科学部案内2025(2024年6月発行)より)